そこにあるのは紙とインクだけ。けれどわたしたちは印刷された言葉から、見たことのない景色を目にし、複雑なにおいを嗅ぎ取り、美しい調べを聴き、豊かな滋味を味わい、そして世界の一片に触れることができます。
本の中の世界は、ある時はわたしたちの静かな逃避の場所に、ある時は知識を広げるきっかけになってくれます。
しかし、子どもたちの中には、またかつて子どもだった人たちの中にも、本を読みたいと思いつつも「何を読んだらいいか分からない」と感じている方がいらっしゃるのではないでしょうか。
このたびZephyrでは、
「Zephyr文庫」を開設しました。
本を好きな子どもや、あるいは本を好きになりたいと思っている子どもたちにとってのきっかけの場になればと思っています。
月替わりでいくつかのおすすめの本を紹介し、無料で貸し出しを行います。Zephyrに通う生徒さんはもちろん、保護者の皆様も借りることができます。読んで印象に残った本があれば、ぜひ書店で探していただき、ご自宅の本棚に加えていただくことをおすすめします。
何年か先に、いつか読み返したとき、きっとまた違う世界がそこには見えてくるはずです。
すべての勉強の基本は国語力である、とZephyrでは考えます。人は言葉を使って思考し、言葉を通して伝え、言葉によって理解しようとするからです。
近年の中学入試においても、国語以外の科目で記述式の問題を設けるなど、正しく読み・書く力がより一層重視されてきている印象を受けます。この傾向は今後も続くと予想されます。
授業での講師との対話において、子どもたちは言葉の枝葉を豊かに伸ばし、そして本との静かな対話において、言葉は彼らの世界に深く根を張り、子どもたちの器は大きく広がってゆくでしょう。
数字に表れる部分もそうでない部分も、Zephyrでは育ててゆきたいと考えています。
教室の玄関に今月の本たちが並んでいます。ぜひお手に取って、ページをめくってみてください。
詳細は、お電話にてお問い合わせください。お問い合わせは
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